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血液・生活習慣
項目別の説明
血液・生活習慣
血糖値・HbA1cが高い空腹時血糖/HbA1c/尿糖
- 結果の見方
- 血糖値は採血した時点の状態、HbA1cは過去およそ1〜2か月の血糖の状態を反映します。食事の影響やこれまでの推移も確認します。尿糖が出ていても、尿検査だけで糖尿病とは診断できません。
- 次に確認すること
- 採血結果を確認し、必要に応じて再検査を行います。糖尿病が疑われる場合は、血糖管理と合併症の確認を一緒に進めます。
- 相談先
- 糖尿病内科・内科
血圧が高い収縮期血圧/拡張期血圧
- 結果の見方
- 健診の緊張や測定条件で血圧が変動することもありますが、高い状態が続くと心臓・脳・腎臓などに負担がかかります。一度の数値だけで判断せず、家庭での血圧やこれまでの結果を確認します。
- 次に確認すること
- 家庭血圧の記録をお持ちください。診察と必要な検査をもとに、生活習慣の見直しや薬による治療を検討します。
- 相談先
- 内科・循環器内科
コレステロール・中性脂肪の異常LDL/HDL/中性脂肪(TG)
尿酸値が高い尿酸(UA)/痛風
肝機能の異常AST/ALT/γ-GTP/脂肪肝
- 結果の見方
- 肝機能の異常には脂肪肝、飲酒、ウイルス性肝炎、薬やサプリメントなど、複数の原因があります。「お酒のせい」「太っているから」と決めつけずに確認することが大切です。
- 次に確認すること
- 採血や必要に応じた腹部エコーで調べます。飲酒量、お薬、サプリメントもお知らせください。精密な評価が必要な場合は専門医療機関へつなぎます。
- 相談先
- 消化器内科・内科
腎臓・尿
腎機能の低下eGFR/クレアチニン(Cr)
- 結果の見方
- eGFRは腎臓が血液をろ過する働きの目安です。脱水などで一時的に変わることもあるため、以前の値や尿検査、血圧と合わせて評価します。一回の検査だけで慢性腎臓病と決めるわけではありません。
- 次に確認すること
- 採血・尿検査で経過を確認します。腎機能の程度、低下の速さ、尿蛋白の有無によって、専門医への紹介を検討します。
- 相談先
- 内科
尿蛋白・尿潜血が陽性蛋白尿/尿潜血/血尿
- 結果の見方
- 尿蛋白は腎臓の病気、尿潜血は腎臓や尿路の病気などがきっかけになることがあります。運動や月経などの影響もあるため、採尿時の状況を含めて確認します。症状がないから大丈夫とは限りません。
- 次に確認すること
- 再検尿や必要な採血を行い、持続するか、腎機能低下を伴うかを確認します。所見に応じて腎臓内科や泌尿器科などの専門医療機関へつなぎます。
- 相談先
- まずは内科へ
胃・大腸・腹部
便潜血が陽性便潜血(+)/大腸がん検診
- 結果の見方
- 一回でも陽性なら、精密検査が必要です。痔がある場合でも、出血の原因は検査をしなければ区別できません。便潜血検査をやり直して陰性になっても、精密検査の代わりにはなりません。
- 次に確認すること
- 消化器内科で相談し、大腸カメラなどの精密検査につなげます。直近に大腸カメラを受けた方は、その結果も持参して医師と相談してください。検査には事前の準備が必要です。
- 相談先
- 消化器内科
胃の検診異常・ピロリ菌の指摘胃透視/バリウム/萎縮/ピロリ菌
- 結果の見方
- 胃の検診で精密検査を勧められた場合は、胃カメラなどで詳しく確認します。ピロリ菌や萎縮性胃炎の指摘は、胃の状態を把握し、その後の治療や経過観察を考えるきっかけになります。
- 次に確認すること
- 検診結果と過去の胃カメラ・除菌歴をお持ちください。胃の状態や感染の有無を確認し、必要な検査・除菌治療・フォローを相談します。
- 相談先
- 消化器内科
腹部エコーで異常を指摘脂肪肝/胆石/ポリープ/のう胞
- 結果の見方
- 腹部エコーの指摘には、経過をみることが多い所見と、詳しい検査が必要な所見があります。病名らしい言葉が書かれていても、部位・大きさ・形・前回からの変化で対応が異なります。
- 次に確認すること
- 結果票や画像、過去の検査資料を確認します。必要に応じてエコーや採血、CTなどを検討し、当院での経過観察か専門施設での精密検査かを判断します。
- 相談先
- 消化器内科・内科
肺・心臓
胸部レントゲンの異常結節影/異常陰影/要精密検査
- 結果の見方
- 胸部の影には、過去の炎症の跡、感染症、良性の結節、肺がんなど、さまざまな可能性があります。レントゲンの一文だけでは区別できません。以前の画像と比べることも重要です。
- 次に確認すること
- 当院では胸部CTと、呼吸器専門医・放射線専門医による評価につなげます。経過観察が可能か、より詳しい検査が必要かを判断し、必要時は専門の呼吸器センターなどへ紹介します。
- 相談先
- 呼吸器内科
心電図の異常・不整脈期外収縮/心房細動/ST-T変化
- 結果の見方
- 心電図の判定には治療を必要としない変化もありますが、詳しい評価が必要な場合もあります。動悸、胸の違和感、息切れ、失神の有無や過去の心電図が判断の手がかりです。
- 次に確認すること
- 循環器内科で確認し、必要に応じて心電図、24時間心電図(ホルター心電図)などを行います。検査結果を合わせて循環器専門医が判断します。強い胸痛や失神などがあれば予約を待たずに受診してください。
- 相談先
- 循環器内科
その他の項目
甲状腺の数値・しこりの指摘TSH/FT4/甲状腺腫瘍
- 結果の見方
- 甲状腺ホルモンの「働き」と、しこりなどの「形」は別々に確認します。ホルモン値に異常がなくても結節が見つかることがあり、数値の異常がすべて腫瘍を意味するわけでもありません。
- 次に確認すること
- 採血と必要に応じた甲状腺エコーで評価します。悪性が疑われる場合は専門医療機関で精密検査を受け、その後のフォローについても相談できます。
- 相談先
- 内科
眼底検査の異常網膜/眼底出血/糖尿病性網膜症
- 結果の見方
- 眼底の指摘には、糖尿病や高血圧に関わる変化のほか、眼科での評価が必要な病気が含まれます。健診の眼底撮影だけで、眼の病気をすべて調べられるわけではありません。
- 次に確認すること
- 眼科受診の指示がある場合は眼科で精密検査を受けてください。当院では血糖・血圧など全身の管理を並行して相談できます。急に見えにくくなった場合は、健診後の予約を待たず眼科などへ相談してください。
- 相談先
- 眼科での評価+内科の全身管理
結果の見方と受診のタイミング
「要受診」「要精密検査」
症状がなくても受診が必要です。結果票の指示に沿って医療機関へ相談し、受診を先延ばしにしないでください。
「要再検査」「経過観察」
指定された時期に再確認します。以前と比べて悪化している、症状があるなどの場合は、予定を待たずにご相談ください。
強い症状があるとき
急な強い胸痛、息ができないほどの呼吸困難、意識の異常、片側の手足の麻痺などは、予約を待たず119番へ。健診結果よりも今の症状を優先してください。
必要に応じた検査
すべての方にCTや内視鏡が必要なわけではありません。診察をもとに必要な検査を選びます。当日できる検査と事前の準備・予約が必要な検査があります。
持ち物・受診の流れ
結果票を準備
今回と過去の健診結果、お薬手帳、紹介状、画像データなどをお持ちください。
診察で整理
症状、病歴、服薬、数値の推移を確認し、必要な検査を相談します。
検査・結果説明
必要な検査を行い、結果に応じて治療、経過観察、専門施設への紹介につなげます。
受診時にお持ちいただくもの
- 今回の健診結果の用紙
- 過去の健診結果・検査資料(お持ちの方)
- お薬手帳、または現在のお薬が分かるもの
- マイナ保険証など、保険資格を確認できるもの
- 紹介状・検査の依頼書など(お持ちの方)
相談する診療科
どの科か迷う場合は内科へご相談ください。
- 血糖値・HbA1cが高い糖尿病内科・内科
- 血圧が高い内科・循環器内科
- コレステロール・中性脂肪の異常内科・循環器内科
- 尿酸値が高い内科
- 肝機能の異常消化器内科・内科
- 貧血・血球数の異常内科
- 腎機能の低下内科
- 尿蛋白・尿潜血が陽性まずは内科へ
- 便潜血が陽性消化器内科
- 胃の検診異常・ピロリ菌の指摘消化器内科
- 腹部エコーで異常を指摘消化器内科・内科
- 胸部レントゲンの異常呼吸器内科
- 心電図の異常・不整脈循環器内科
- 甲状腺の数値・しこりの指摘内科
- 眼底検査の異常眼科での評価+内科の全身管理
眼科受診の指示がある場合は眼科で精密検査を受けてください。当院では血糖・血圧など全身の管理を並行して相談できます。急に見えにくくなった場合は、健診後の予約を待たず眼科などへ相談してください。
よくある質問・予約
症状がなくても受診した方がよいですか?
「要受診」「要精密検査」の指摘がある場合は、症状がなくても相談してください。症状が出る前に確認できることが健診の役割です。
いくつも異常項目があります。別々に予約が必要ですか?
まず結果票全体をお持ちください。関連する項目を整理して、適切な診療科や検査につなげます。担当医の診療日によって別日の受診をご案内する場合があります。
同じ検査をもう一度受ければよいですか?
項目によって対応が異なります。特に便潜血陽性は、便の検査のやり直しではなく大腸カメラなどの精密検査が必要です。
当日にすべて検査できますか?
検査の種類や予約状況、食事・お薬の準備によって異なります。胃カメラや大腸カメラなどは準備が必要なため、まず受診方法をご確認ください。
予約時や受付で「健診で○○を指摘された」とお伝えください。受診する科に迷う場合は、まず内科へご相談いただけます。検査の実施日や食事・お薬の準備は内容により異なります。自己判断で絶食・休薬せず、予約時の案内に従ってください。
参考情報
参考:2026年10月確認





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