知りたい検査から探す。
どの検査を受ければよいか分からない方は、まず診察で症状や健診結果をご相談ください。検査によって予約・事前準備が必要です。同日にできるかどうかも、内容と予約状況により異なります。
エコーは、部位ごとに役割が違います。

超音波を使い、皮膚にジェルを塗ってプローブを当てる検査です。放射線を使用せず、臓器の形だけでなく動きや血流も観察できます。定期的なフォローにも役立ちますが、空気や骨、体格などによって見えにくい部分があり、必要に応じてCTなどを組み合わせます。
頸動脈エコー
- 何を調べる?
- 首の動脈の壁やプラーク、狭窄、血液の流れを確認します。動脈硬化を評価する情報の一つとして用います。
- 相談のきっかけ
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症などがあり、診察で血管の評価が必要と判断されたとき。
- 受ける前に
- 首元が開きやすい服装が適しています。通常は食事制限を必要としませんが、ほかの検査を併せる場合は予約時の指示に従ってください。
腹部エコー
- 何を調べる?
- 肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などを観察します。脂肪肝、胆石、腎臓の変化、腫瘤などを調べる手がかりになります。
- 相談のきっかけ
- 肝機能の異常、腹部の痛み、健診での指摘、既知の病変の経過観察など。
- 受ける前に
- 食事によって胆のうが縮んだりガスが増えたりするため、食事を控える指示が出ることがあります。時間・水分・薬の扱いは個別に確認してください。
下肢静脈エコー
- 何を調べる?
- 脚の静脈に血栓がないか、血液の流れや逆流がないかを確認します。深部静脈血栓症や静脈瘤などの評価に用います。
- 相談のきっかけ
- 脚のむくみ、左右差、痛み、静脈のふくらみなど。症状と診察から必要性を判断します。
- 受ける前に
- 脚や鼠径部を出しやすい服装でお越しください。体勢は確認する部位によって変わります。検査中につらい姿勢があるときはお知らせください。
甲状腺エコー
- 何を調べる?
- 甲状腺の大きさ・内部・血流や結節の性状を観察します。腫瘍・結節の定期フォローで、前回からの変化を確認します。
- 相談のきっかけ
- 首の腫れやしこり、甲状腺機能の異常、以前指摘された結節の経過観察など。
- 受ける前に
- 首元のアクセサリーを外しやすくしてお越しください。エコーではホルモン値は測れないため、必要に応じて採血も組み合わせます。
心臓エコー
- 何を調べる?
- 心臓の大きさ、壁の動き、ポンプ機能、弁の状態、血液の流れなどを確認します。
- 相談のきっかけ
- 息切れ、むくみ、心雑音、心電図の異常、心不全・弁膜症の経過観察など。
- 受ける前に
- 胸にプローブを当て、横向きなどの姿勢で観察します。着脱しやすい服装が適しています。
下腹部エコー
- 何を調べる?
- 目的に応じて膀胱、前立腺、子宮・卵巣など下腹部の状態を観察します。必要な専門診療につなぐための情報を得ます。
- 相談のきっかけ
- 排尿に関する症状や健診での確認など。症状によって泌尿器科・婦人科へ紹介する場合もあります。
- 受ける前に
- 尿をためて観察する場合があるため、検査前の排尿については事前の案内をご確認ください。
乳腺エコーは現在休止中です。人間ドックのコース名に含まれている場合も、現状の実施内容をご確認ください。
CT・レントゲン:画像で原因を絞り込む。

胸部CTなどのCT検査
断面画像で病変の位置・形・広がりを詳しく確認します。胸部レントゲンの結節影、肺の病気の評価などに役立ちます。当院では胸部CTを放射線専門医・呼吸器専門医の評価につなげます。肺結節影・胸部レントゲン異常 →CT検査の詳しい案内 →
単純X線(レントゲン)
胸部や腹部などを撮影します。肺炎、心臓の大きさ、腹部の状態などを調べる基本的な検査です。重なりで分かりにくい部分や小さな病変があるため、必要に応じてCTなどを追加します。
X線を用いる検査は、得られる情報と被ばくを考慮して選びます。妊娠中・妊娠の可能性がある方は必ずお知らせください。当院のCT検査は、造影剤を使用しない単純CTです。造影CTは当院では行っていません。造影CTやMRIなど、追加の検査が必要な場合は、他の医療機関での検査をご相談します。
胃カメラ・大腸カメラを、検査ごとに確認。
検査前の診察で、食事・水分・薬の扱いを説明します。血液を固まりにくくする薬や糖尿病の薬は、自己判断で中止せず必ずお伝えください。
心臓のリズム、呼吸の働きを調べる。
心電図・ホルター心電図
心電図は心臓の電気的な動きを記録します。ホルター心電図では日常生活中の変化を記録し、動悸などの症状との関係を確認します。記録中に症状が出ない場合などは、結果だけで病気を否定できないこともあります。
血圧脈波検査
腕と脚の血圧や脈の伝わり方から、動脈の硬さや血流の状態を評価します。一つの数値や「血管年齢」だけで全身の血管の健康が決まるものではありません。
肺機能検査
大きく吸う・強く吐くなどの呼吸で、肺活量や空気の流れを測ります。喘息やCOPDの評価に役立ちます。検査前の吸入薬の扱いは指示に従ってください。
呼気NO(FeNO)
吐く息に含まれる一酸化窒素を測り、気道の炎症を考える補助情報を得ます。喘息の診断や治療評価に役立ちますが、数値だけでは診断しません。
採血・尿検査:変化を継続して確認する。
血糖・HbA1c、脂質、肝機能・腎機能、貧血、炎症、甲状腺機能などを、診察の目的に応じて調べます。尿検査も組み合わせ、病気の発見だけでなく、薬の効果や副作用、合併症の確認に役立てます。
当日の甲状腺ホルモン採血
当院では当日の検査結果を踏まえた薬剤調整に対応しています。症状や服薬状況も確認し、きめ細かく治療を見直します。検査項目によっては結果が後日になる場合があります。甲状腺の診療 →
糖尿病の継続評価
血糖・HbA1cに加え、尿アルブミンや腎機能などを必要に応じて確認します。血糖の変動を詳しく知る方法として、リブレにも対応しています。糖尿病・リブレ・合併症対策 →
一般計測
健診で必要な身長・体重・腹囲・血圧、視力・聴力・色覚などを、コースや目的に応じて測定します。
絶食が必要な検査かどうかは事前にご案内します。体調や食事、薬が検査値に影響することもあるため、普段と違う点があればお知らせください。
睡眠・骨・運動の評価も。
睡眠時無呼吸の検査
ご自宅での簡易検査と、より詳しく調べるPSGに対応しています。当院では睡眠時無呼吸症候群の精密検査まで院内で行うことができます。症状や簡易検査の結果を踏まえて方法を選びます。検査のイラストと流れを見る →
骨量測定(DXA)
骨密度を測り、骨粗鬆症の診断や治療の評価に用います。骨折歴や薬、生活の状況も合わせて判断します。骨粗鬆症 →
時間内歩行試験
歩行距離や酸素飽和度、心拍、息切れなどを確認し、運動時の状態を評価します。体調や安全を確認しながら実施します。
眼底検査:目の奥の血管を撮影して確認。
当院では眼底カメラによる撮影を行い、眼科専門医が画像を読影しています。網膜や血管の状態から、糖尿病性網膜症などの変化を確認します。
糖尿病性網膜症の確認
糖尿病で網膜の細い血管が傷むと、初期には自覚症状がなくても変化が進んでいることがあります。眼底写真の所見を、血糖管理や眼科受診につなげます。
特定健診・協会けんぽ健診
特定健診の詳細な健診項目や、協会けんぽの健診などでも撮影を行っています。全員に含まれる検査ではなく、健診の種類・対象条件・医師の判断により実施します。
- 01 撮影
検査の目的と撮影方法を確認し、眼底カメラで撮影します。
- 02 専門医の読影
眼科専門医が網膜や血管などの所見を確認します。
- 03 結果と受診案内
結果に応じて、眼科での精密検査や継続診療につなげます。
眼底写真だけで、すべての目の病気を診断・否定できるわけではありません。糖尿病のある方は眼科での定期診察も大切です。急な見えにくさや視野の異常がある場合は、健診を待たず眼科へご相談ください。撮影時の準備や結果のご案内時期は、受診時にお伝えします。
健診・自費検査を検討される方へ
一般健診、企業健診、人間ドックを実施しています。自覚症状や要精密検査の指摘がある場合は、まず通常の診察でご相談ください。検査項目の多さだけで選ばず、目的と前回の結果を踏まえて検討します。
人間ドックのコース比較・予約 →がんリスクを評価する自費検査について
既存のご案内には、アミノインデックス検査、マイクロアレイ検査を掲載しています。これらはがんの確定診断をする検査ではなく、結果が低リスクでもがんを否定できません。推奨されるがん検診や、症状に対する診療の代わりにはなりません。
実施状況、費用、検査の限界と結果後の対応を、申し込み前にお電話でご確認ください。
予約・準備・結果説明を、ひと続きに。
- 健診結果や紹介状、過去の画像があれば持参
- お薬手帳、持病・アレルギー・妊娠の可能性を共有
- 食事・水分・薬の扱いは検査ごとの指示を確認
- 検査後は、結果の説明時期と次の受診を確認
WEB予約は診察の予約です。検査枠の直接予約とは異なります。必要な検査と日程は診察で相談します。
よくある質問
検査だけを指定して受けられますか?
保険診療では医師が必要性を判断します。健診・人間ドックなどの自費検査は、目的に合うコースをご案内します。
すべて当日受けられますか?
検査の種類、準備、予約状況によって異なります。甲状腺ホルモン採血など当日の結果で相談できる検査もありますが、すべての検査・結果が当日にそろうものではありません。
検査結果は誰から聞けますか?
医師が症状や診察所見と合わせて説明し、追加検査や経過観察、専門施設への紹介が必要かを相談します。
Step by Step
診察・検査の流れ
- 01
診察で目的を共有
症状、健診結果、以前の検査を確認します。
- 02
検査を選び、準備を確認
適切な検査と日程を決め、必要な準備をお伝えします。
- 03
技師・医師が連携して実施
体調と検査の目的を確認しながら進めます。
- 04
結果を診療につなげる
医師が結果を説明し、治療・観察・紹介を相談します。






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